2016年9月20日火曜日

世界最大22万トンクラスのクルーズ客船の日本寄港決定!!

ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)が運航する世界最大22万トンの「オアシス・クラス」客船が2018年に初めて日本に寄港することが決定しました。
今現在具体的な船名や時期、場所などは未定。

「オアシス・クラス」の第1船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」(22万5282トン)は2009年にデビュー。乗客定員5400人、7つの街をコンセプトにした世界最大のクルーズ客船で話題になったのも記憶に新しいですね。その後第2船「アリュール・オブ・ザ・シーズ」(同)が2010年に、第3船「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」(22万6000トン)が2016年5月に就航。2018年には第4船、2021年に第5船をデビューさせるべく現在建造中です。

ハーモニー・オブ・ザ・シーズ号

2016年9月9日金曜日

ECO SHIP(エコシップ)

クルーズ客船もエコシップになりつつあります。

カーニバル・コーポレーションは、LNG★を燃料とした新造船3隻建造予定です。そのうち2隻はカーニバル・クルーズ・ライン向けに引き渡しは2020年と2022年の予定。残り1隻はP&Oクルーズ向けに引き渡しは2020年の予定です。

他にもLNG駆動の客船の建造をすすめていてコスタクルーズとアイーダ・クルーズ向けの2隻は2019年に引き渡しを予定しています。

カーニバル・コーポレーションが発注しているクルーズ客船初のLNG燃料船は「グリーン・クルージング」を設計コンセプトとした次世代客船で、排出ガスの大幅削減が期待できます。

カーニバル・コーポレーションは2016年から2022年の間に18隻の新造船の就航を予定していて、今年すでにアイーダ・クルーズ、カーニバル・クルーズ・ライン、ホーランド・アメリカ・ラインにそれぞれ新造船を1隻ずつ投入し、12月にはシーボーン・クルーズの「シーボーン・アンコール」(4万350トン)が就航予定です。

クルーズ客船の中では蒸気機関を搭載したスティーム・シップが減り、ほとんどがディーゼルなどの内燃機関を搭載したモーター・シップとなっていますが、LNG燃料船が主流になる時代もそう遠くはないかもしれませんね。

海への愛情と敬意を忘れずに洋上での旅を楽しんでみませんか。

次世代型LNG客船の詳細記事はこちらから。

LNGとは、Liquefied Natural Gas 液化天然ガスの略で、メタンを主成分とした天然ガスを冷却し液化した無色透明の液体です。